確定申告の直前に一年分を整理するより、毎月短い時間で数字を確認する方が誤りを見つけやすくなります。案件別の売上と支出を記録し、翌月の資金計画に反映しましょう。
- 請求・入金・未収を月ごとに照合した
- 案件別の時間と直接経費を記録した
- 証憑保存とバックアップの方法を確認した
独立コンサルの経理を月次で締める習慣の内容を、理解・確認・行動の順に整理しました。次の図で重要点を押さえ、本文の判断材料として使ってください。
図の項目を本文と照らし合わせ、必要な条件や注意点を記録してください。不明点はそのままにせず、公式情報や専門家への確認を行ってから次の行動を決めます。
月次の締め順序
請求書と売上台帳を照合し、銀行明細の入金を請求額と確認します。経費は領収書や電子取引データを日付・目的・案件で整理し、事業と私用の混在を確認。未入金、未提出請求、返金、立替などを別のリストにします。
案件別の採算を把握
報酬から外注費や交通費など直接経費を分け、案件ごとの稼働時間も記録します。売上が大きくても、準備や移動に時間がかかると実質的な採算は異なります。数字は自分の意思決定に使い、税務上の所得計算とは区別します。
証憑とバックアップ
帳簿や証憑の保存要件を確認し、ファイル名、保存場所、バックアップを統一します。電子で受け取った請求書や領収書は、紙に印刷するだけで足りるとは限らないため、国税庁の案内で確認。ルールに迷う場合は税理士へ相談します。
実務での使い方
毎月末の60分を予定に入れ、請求・入金の照合、経費証憑の登録、未収リスト、翌月の資金予測の順に処理します。未処理をゼロにするより、残件と理由を記録して期限を置く方が、確定申告前の抜けを減らせます。
実務チェックリスト
- 請求・入金・未収を月ごとに照合した
- 案件別の時間と直接経費を記録した
- 証憑保存とバックアップの方法を確認した
この記事は一般的な情報整理を目的としており、個別の法律・税務・保険相談や案件紹介を行うものではありません。実際の契約・手続きは最新の公式情報と専門家へご確認ください。